水回りセミナーと海外水栓にまつわる現場エピソード

インテリアコーディネーターキッチンスペシャリスト向け水回り設備の基礎知識

先日、公益社団法人インテリア産業協会関東甲信越支部様主催のセミナーで講師をさせていただきました。
「水回り設備の基礎知識」ということで、水回り初心者のインテリアコーディネーター、キッチンスペシャリストの方にも身近なテーマとして感じ取っていただけるように、基本的な内容を分かりやすくお伝えさせていただきました。
当日は、遠方からお越しくださった方もいらっしゃるなど、協会事務局様はもちろん、ご参加いただいた皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。

セミナー終了後に参加者の方と個別にお話する機会があったのですが、ある方から「お施主様が海外の洗面水栓を希望されるケースがある」とお伺いし、ふと思い出した現場エピソードがありますのでご紹介したいと思います。

水回り設備メーカー勤務時代は、10年以上にわたりユニットバスの設計部門で過ごしました。 ユニットバスの設計?開発のこと???、そう疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、首都圏の大手分譲マンションやホテル、病院といった比較的規模の大きい現場には、物件オリジナルユニットバスなるものが納入されるケースがあります。
そこには設計担当者がつくわけですが、ここでご紹介するのは私が担当したあるマンション現場(総戸数 約700戸)でのエピソードです。

その物件のユニットバスには、当初から事業主様ご指定で海外製のシャワー水栓を取り付けることになっていました。と言っても、材工別途工事(商品の手配~取り付け~保証を海外メーカー様が担当)という役割区分です。
水回り設備メーカーさんによっては役割区分に対する考え方が異なるかもしれませんが、多くのメーカーさんは「自社で取り扱っていない商品については、何か不具合があった時の責任は負いかねます」というスタンスではないかと思います。

案の定、現場の竣工前に実施した設備の水圧テストで、シャワー水栓の取り付け部分から漏水しました。
日本でも有名な水栓メーカー製ということもあり、すぐに代理店さんが駆けつけ対応されたため、購入されたお客様にご迷惑がかかることはありませんでした。

新しい水回り設備にオシャレな海外品を切望されるのは、マンション事業主様に限ったことではありません。現に、個人のお客様の中にも時々いらっしゃいます。
ただ、個人のお客様は、商品のよさや値段は理解していてもその背後にあるリスクについて深くは知りません。
だからこそ、海外品をご検討される個人のお客様には、その性能が発揮できる現場環境かどうかはもちろん、品質の確認や、パッキンなどの消耗部品や補修部品の在庫対応、アフターサービスに対する代理店様の姿勢など、リスクを含めて商品を吟味していただくことの大切さをお伝えする必要があると思います。

生活者に本当の意味での満足度の高い暮らしや住まいを手に入れてもらうために、今回ご紹介させていただいた内容が少しでもご参考になれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

セミナー講師をさせていただきました。

生活者視点のキッチントーク術

TOTO横浜支社さん主催のセミナーで、「生活者視点のキッチントーク術」についてお伝えさせていただきました。

今回のセミナーには、TOTOさんのお客様である住関連企業様がご参加されるということで、日頃から生活者の方と接していらっしゃる皆様だけに、準備の段階からかなり緊張しました。

当日は、全員女性!という華やかな雰囲気のなか場も和み、ショールームに展示されているキッチンを使わせていただきながら身振り手振りを交えたキッチントークを実演しました。

皆様があまりにも熱心に聞いてくださるので、思わずトークにも熱がこもってしまったほどです。

このような機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

「生活者視点のトーク術」は、住関連企業様の水回り設備営業ツールとしてはもちろん、お客様とのコミュニケーションの際などにもお役立ていただけるのではないかと思います。

これからも、「生活者視点のトーク術」お伝えできたら幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。