女性視点のモノづくりエピソード

TOTOショールーム_浴室展示風景今回は、水回り設備メーカ―勤務時代に経験した、モノづくりエピソードについてご紹介したいと思います。

現在では、これまでに比べると女性が社会で活躍できる環境がかなり整ってきたように感じられますが、それもここ最近のお話ではないかと思います。
それよりも以前、15年近く前のことになります。
女性社員の活躍をあと押しする推進プロジェクトが社内に発足し、少しでも役に立てたらとの思いから、自ら手を挙げて活動に参加したことがありました。

実際の活動では、数人の方とチームを組んで「女性視点のモノづくり」をテーマに、商品開発にチャレンジしました。
チームのメンバーそれぞれが本業との兼ねいの中での活動でしたが、3年ほど続けさせていただきました。
その間、浴室の掃除道具(スポンジや洗剤など)を収納する「お掃除道具収納」という収納棚を商品化し、何とか発売までこぎ着けることができました。
小物アイテムながら、ユニットバスの商品カタログの中に「お掃除道具収納」の商品画像を見つけたときは、実際に現実のものとなったワクワク感と、本当に購入してくださるお客様がいるのかという不安な気持ちが入り混じったのを覚えています。

最終的には、商品企画~開発~発売後の評価・改善策の検討といった、モノづくりにおける一連の工程に携わることができました。本当に貴重な経験をさせていただいたと、今振り返ってもありがたさを感じます。

この経験を通して、一般個人のお客様に試作品のヒアリングをしたり、実際に商品をご購入いただいたお客様のお宅を訪ねて感想を伺ったり、お客様との接点がいっきに広がっていきました。
「生活者の視点」を意識するようになったきっかけです。

「お掃除道具収納」はというと、発売からわずか2年もたたずに廃番!!という残念な結果に終わりましたが、何よりもこの経験が今の私の活動の礎となっています。

モノづくりでは、つくり手側である企業の思いが商品に込められ、デザインや機能、使い勝手に具現化され、生活者のもとに届けられます。
貴重な経験をさせていただいた一人として、これからも生活者とモノづくり企業、双方の「かけ橋」として少しでもお手伝いできたら幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(写真;TOTO横浜ランドマークショールーム)

投稿者: Living Link

リビングリンクは、企業と生活者との"かけ橋"となり、企業が商品やサービスに込めた思いを生活者へとつなげます。