お風呂のお掃除道具について思うこと②

ダーク色は特に細かいキズが目立ちやすいのでお掃除道具にも注意が必要です。
前回のブログでは、お風呂のお掃除道具のことをお伝えさせていただきましたが、今回はその続きです。

水回り設備メーカーさんのショールームで最新の浴室を見ていると、水アカを落としやすくする工夫が随所に取り入れられていることが分かります。
浴槽や床、鏡やカウンターなど、いかにお手入れの手間を減らすかということに、重きが置かれているような印象です。

背景として、お客様からそれだけご要望が多いということと、水アカを落としやすくするコーティング技術が発達してきたということが挙げられると思いますが、水アカが落としやすい分だけ、お手入れの際にちょっとした注意が必要になるのも事実です。

これまで、生活者の多くはゴシゴシこするお手入れを習慣にしてきました。
そして、ゴシゴシする時に使っていたのは、表面が割と硬めのスポンジではなかったでしょうか?

先日も、新しい浴室を購入されたお客様のお宅で、お風呂のお手入れの際にお使いいただく「やわらかいスポンジ」のサンプル(下の写真のもの)を見ていただきながらご説明をしたのですが、
お客様は「えっ!?、こんなのでいいんですか?」と、とても驚かれたご様子でした。(「むしろこういう方が表面を傷めないんです!」)

浴槽などの表面にやさしいポリウレタンフォームのスポンジ このようなご反応は、そのお客様に限ったことではありません。
たいていのお客様は、スポンジのサンプルをお見せすると同じようなご反応をされますが、お手入れの負担軽減につながるせっかくの便利な機能、お客様に十分享受いただきたいと思っています。

ここで、お掃除道具を選んでいただく際のポイントについてお伝えしたいと思います。
それは、当たり前かもしれませんが、「メーカーさんがどのようなものを推奨しているのか」、事前に取扱説明書などに目を通し把握しておいていただくということです。

「やわらかいスポンジ」と取扱説明書に書かれているのであれば、最初から表面の毛羽だったスポンジを使うのは避けた方がいいでしょうし、まして研磨剤が入っているようなものは、汚れがこびり付いてどうしょうもなくなってからお考えいただく際の便利道具だと思います。

ただ、市販のお掃除道具の中に理想のものがあるかというと、現実的には厳しいような気がします。

前回のブログの結びに、「百均ショップの浴室用お掃除道具売り場の中に、大手水回りメーカーさんが自社の浴槽洗いとして推奨している『やわらかいスポンジ』に該当するものは何点くらいあるでしょう?」と質問させていただきました。
おそらく、売り場には20種類以上300点を超えるお風呂用お掃除道具が並べられていたと思います。
その中で『やわらかいスポンジ』に該当していたのは、1種類、数にすると20点ほどでした。

最近の浴室では、「やわらかいスポンジを使う」、「ゴシゴシこすらない」は、お手入れの定番になりつつあります。
その一方で、「お掃除道具選び」の環境は、実は意外と厳しいのです。

だからこそ、数ある中から「何を選ぶか」がとても重要になるのですが、選ぶ際にも意識していただきたいことがあることを皆様にお伝えしたくて、前回、今回と2回にわたり色々と書かせていただきました。

最後までお読みくださりありがとうございました。

(写真;TOTO東京センターショールーム)

投稿者: Living Link

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